2011年10月27日

■【独り言】asahi.comに菅井竜也五段の記事

asahi.com(朝日新聞)に菅井竜也五段の記事が掲載されています。

19歳、羽生破り脚光 将棋楽しむ菅井五段(asahi.com)

菅井五段が全国紙の記事で詳しく取り上げられています。

菅井五段が現在も岡山に住んでいるということは将棋ファンには有名な話ですが、一般の方に読んでいただきたい内容です。

菅井五段の「昔なら東京でしか手に入らなかった最新の対局情報も、すぐ入る」という言葉は、将棋に限らず他の様々な分野でも言えることだと思います。

情報活用という点で言えば、戦法や指し手が特許で守られず企業(棋士)秘密も限られている将棋は、オープンソースと同様、他のどの分野よりも最先端を走っているのではないかと思います。

将棋の世界は、指し手以外の面から見ても様々な分野で参考になることが多いと思います。
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2011年06月01日

■第70期順位戦予想(1) B級1組

第70期名人戦・順位戦 B級1組(日本将棋連盟)

A級から陥落した木村八段と藤井九段が1期でのA級復帰なるか、B級2組から昇級した橋本七段と阿久津七段が連続昇級を果たすか。注目のB級1組は6月3日に始まる。

今期も13名での総当り戦となるが、13名とも実力者であるため、誰が昇級してもおかしくないし、誰が降級してもおかしくない。大混戦が予想される。

(4)松尾歩七段 ◎
前期は7勝5敗で昇級はならなかったが、今期は昇級の本命か。順位戦では毎年安定した成績を残しており、良いスタートが切れれば対局を残しての昇級もありそう。

(13)阿久津主税七段 ○
前期は8勝2敗でB級1組へ昇級した。順位戦では常に2つ以上勝ち越しているという圧倒的な強さを誇っている。順位は最下位だが大勝ちの可能性は十分にある。

(6)山崎隆之七段 ▲
前期は後半の3連敗が響き、6勝6敗という不本意な結果に終わった。関西では若手の台頭が目覚しいため、そろそろA級への昇級を決めたいところ。

(1)木村一基八段 △
前期は3勝6敗でA級を陥落した。朝日杯将棋オープン戦で優勝した直後だっただけに残念な結果であった。これまでの順位戦での安定した成績をみると、B級1組での負け越しは考えにくい。だが、大勝ちも難しいか。混戦になれば順位1位が有利に働くことから、A級復帰のチャンスは大いにある。

(2)藤井猛九段
前期は6年連続でA級負け越しとなり3勝6敗でA級を陥落した。最近の順位戦ではなかなか勝ち星が伸びていないことから、1期でのA級復帰は難しいか。ただ、今期の王位戦では挑戦者決定戦に進出して好調であることから、この好調を持続させて良いスタートを切りたい。

(3)深浦康市九段
前期は7勝5敗でA級復帰はならなかった。王位を陥落してから調子が上がらない印象を受けるが、そんな中でも棋聖戦の挑戦者になっており、さすがといったところ。順位戦のスタートが棋聖戦と重なっていることがどんな影響を受けるのか。

(12)橋本崇載七段
前期は9勝1敗という好成績でB級1組へ昇級した。阿久津七段と比べてB級2組では2度も負け越しがある。成績にムラがあるのがマイナス材料。

ここまでのメンバーは降級はないだろうと思われる。ここに名前が挙がっていないメンバーが降級争いか。
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2010年12月05日

■『スターそろう「当たり年」なぜある?』−NIKKEIプラス1

昨日の日本経済新聞NIKKEIプラス1のエコノ探偵団は『スターそろう「当たり年」なぜある?』と題してスポーツや芸能、企業などに同期の当たり年の例があることが掲載されています。

こうした話題が出れば当然に、将棋における《羽生世代》も避けて通れるはずはなく、羽生三冠を筆頭に70年生まれに強い棋士が集まっていることが紹介されています。

その中で森内九段に取材をしたようで、森内九段のことばが載っていました。

「独りで努力するのはなかなか難しい。同い年の強い棋士に負けまいと研究を重ねました」

また、今年の王座戦では同じ70年生まれの羽生王座と藤井九段の同世代対決になったと写真入りで紹介がされています。もっとも、王座戦は日本経済新聞主催の棋戦ですから、写真で掲載されるのも当然かもしれません。

この記事で不満だったは森内名人のついての紹介に関する記述でした。

「・・・・、羽生さんと競い、名人戦のタイトルを争ったこともある。」

と書かれていたことです。この表現だと、森内九段が名人を獲得したのかどうかがよくわからず、争っただけで獲得できなかったと受け取られてしまうかもしれません。将棋を知らない人でも羽生名人のことは知っているでしょうが、森内九段の強さを知っている人は少ないのではないかと思います。ですから、「羽生名人よりも早く永世名人の称号を得た」などのように、争っただけではないことがわかる一言あってもよかったのではないかと思います。
posted by はくしん at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2008年02月15日

■ちょっと困ったこと

遠山四段のブログが更新されているにもかかわらず、「勝手に将棋アンテナ」によると更新されていないような状態となっております。

早く何とかして欲しいのですが・・・。
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2008年02月13日

■将棋を考察するブログ

ここ最近、将棋について深い考察がされているブログをよく目にします。ただ、個人的にはこのような深い考察に少し違和感を感じています。

将棋について深く考察をするブログを批判しているわけではありません。むしろ、このように深く考察できることを素晴らしく思いますし、こんな考え方もあるのかと関心しています。

でも、個人的には将棋について深い考察をしようとは思いません。単純に将棋を楽しみたい、将棋というゲームを普通に楽しみたいだけだからです。深い考察をしてしまうと、気軽に将棋を楽しめなくなってしまうような気がします。将棋とは末永く付き合いたいと思いますので、肩肘張らずにいきたいと思います。
posted by はくしん at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言